URLパラメーターの基本知識

URLパラメーターの基本知識

パラメーターとは

URLパラメータとは、 サーバーに情報を送るためにURLに付け加える変数を指します。クエッションマーク (?) をURLの末尾に付けることで、「パラメータ=値」の形式でサーバーに送信するデータをURLに含めることができます。じつは「パラメーター」とは、ネット用語でもなく、さらにその上位、コンピュータ全般の用語です。どこでもつきまとう大事な技術なので理解しておくことは損にはなりません。

パラメーターでどんなことができるのか

パラメータにはアクティブパラメータパッシブパラメータの2種類があります。

アクティブパラメータ

アクティブパラメータでは、 指定した値によってページのコンテンツ内容が変化します。例えば、ショッピングサイトのZOZOで黒色のカットソーを表示させた場合以下のURLが表示されます。
”http://zozo.jp/men-category/tops/tshirt-cutsew/?p_cocid=2”
ここでは、 「p_cocid」 というプロダクトの色を指定する変数 (パラメータ)の名称が記載され値の部分である 「2」 という数字で色が識別されています。このように表示させる内容を変化するために使うことができます。

パッシブパラメータ

一方、パッシブパラメータではコンテンツなどのページ内容が変化しません。例としては、 以下の様に 「?_ga=1.234」 などのGoolgeアナリティクスのwebトラッキング用パラメータが挙げられます。 ダミーパラメータといったりする。
”example.jp/?ga_1.234”
トラッキング用のパラメータ (ダミーパラメータとも呼ばれます) ではコンテンツ内容は変化しません。

参考:URL パラメータ ページでパラメータを分類する(Google公式ヘルプ)

補足:なぜダミーパラメーターと呼ぶのか

例えばURLを指定してページへ遷移する時
”http://knowhack.jp/”
と言った具合にURLを指定するが、次のURLでもトップページにアクセスできる。
”http://knowhack.jp/?mm=know”
「mm」というパラメータ(変数)は、動的なページ生成用のパラメータに利用されていない変数なので、「?」以降の文字列が無視され、その前のURLである「http://knowhack.jp/」、つまりトップページが表示されるのだ。 これがいわゆる「ダミーパラメータ」と呼ばれるもので、Googleアナリティクスに限らず各種アクセス解析ツールや広告効果測定ツールで利用される仕組みだ。 ページの表示には影響はないのでどんなダミーパラメータを付けてもユーザーには同じ内容が表示されるが、アクセス解析ツールにはそれぞれ別のURLとして記録されるというものだ。

どんな仕組みで計測しているのか

実際パラメーターを使った計測はどんな流れなのかを可視化していく。ここでは広告計測ツールで有名なアドエビスを想定して見ていきます。

【計測流れ】
広告をクリック

パラメーター付URLへ遷移

LPに到着(タグ発火)

ユーザーCookieに記述

Cookie情報を持ったユーザーがCV(タグ発火)

Cookie情報をアドエビスにて計測

パラメーターの記述方法

ではURLにパラメーターをつけるときにはどんなルールがあるのか見ていきましょう。大枠のルールとしては2つです。

  • 先頭は”?”でつなぐ
  • 以降、パラメーターを複数つなぐときは”&”(?は2つあってはいけない)

実際にurlをみながら分解していきましょう。
例えば、そもそも?が付いているURLに、パラメーターを付けたいときは以下のようにします。

NG http://knowhack.jp/?id=aaa?utm_source=line&utm_medium=social
OK http://knowhack.jp/?id=aaa&utm_source=line&utm_medium=social
※”?”のあとにまた”?”が来てはいけません。

ここまでパラメーター運用について整理できましたでしょうか?広告運用に携わり始めた方は、代理店やシステム担当に任せるだけでなく、このあたりは自分でハンドリングできるようになりたいですね。

広告計測がうまくできていないとき

最後に補足的にお伝えしたいこと。自分も運用を始めた当初は計測数値が合わずに悩まされました。結論大きく数字が乖離していなければ無視するのが一番いいです。媒体管理画面での数値と計測ツールでは必ず数値がずれますしどれが正しいということはありません。一番正しいのは自社内にあるCVデータです。それでも差分は最小限にするべきではありますので下記ポイントは再チェックを行いましょう。

  • LPにトラッキングコードが設置されていないので、計測が漏れている
  • 広告リンク先URLにパラメータが設定されていないため、計測が不十分
  • リダイレクトされる際にパラメータが削除されているので遷移ルートがわからない。

 

SEO対策とパラメータは重要な関係がある

広告やページの動的制御には欠かせないパラメーターですが、SEO対策においては相性が悪いです。Googleはページ内に重複したページが有るとネガティブコンテンツがあるとしてマイナス評価をページに付けます。そうするとサイト全体(ドメイン)のページ評価が下がり順位が思うように上昇しません。その時に重複を起こしている原因の多くがパラメーターになります。

パラメータでの動的ページ生成によるページ内容の重複

コンテンツが重複するページがパラメータで生成される場合があります。特に注意なのが ECサイトなどで「商品の並び順」などを変更した場合です。順番が違うだけで情報は同じなのでかなりの数のページが生成されてしまいます。このときはデフォルトの並び順に対してcanonical設定を行ったり、検索結果にはnoindexをかけるなど処理が必要になります。標準的なパラメーターを使っていればグーグル側で評価を正しく見てくれることもあるのですが実際のところはわかりません。ですのでオーガニック流入を大事にしたい場合は合わせて考える必要があります。

計測ツールを使ったサイト分析

ここまでパラメーターを見てきましたが、基本的にはサイト改善や広告計測などで使われる事が多いと思います。

認知から購入までどんなフローを辿ってくるのか、マーケティング施策を人軸で評価できる分析サービスかどうかが重要です。
カスタマージャーニーを引いて広告施策を考えていても、仮説の検証ができてないプランニングになっていると意味がありません。
次の四点ができているか考えてみましょう。

ポイント1: ユーザーフロー の可視化

ユーザーが辿ってきたフロー、またそのユーザー数、コンバージョン率などを可視化します。ビジネスの基本は、今起きている成功事例からいかにパターンを抽出できるかです。過去の成功体験だけにとらわれると視野が狭くなりますからね。

ポイント2: WEB施策の影響の数値化

例えば”特定の動画広告を視聴するとCVRが増加する”など把握できていますか?平均購入単価やページの回遊数などでも比較することで成果の良い施策に予算をよせられます。

ポイント3: 施策によるの新規獲得率

新規でcookie付与できたユーザーは把握できていますか?そのユーザーはどこから来訪しているのか把握することで、新規獲得チャネルを強化することも出来ます。

ポイント4: ユーザー属性 の把握

ターゲット層の流入が多いメディア、媒体は把握できていますか?どの経路から来ているかで、ターゲット層にどんなコンテンツが見てもらえているかがわかります。

計測ツールは本格的なものになると少々お高い金額、法人で使うならまだしも、個人や個人事業などで使う方は少々負担になります。しかし無料の分析ツールでもかなりの精度で分析することができます。ここでは無料で使える分析ツールやおすすめの分析ツールをご紹介していきます。

アクセス解析:Googleアナリティクス

言わずと知れた有名分析ツールです。知らない人はいないでしょう。何使ったらいいかわかないようであればまずGAを導入しましょう。使っている人も多いので専門書籍や解説のWebサイトも多く使い方がわからないと言った事は殆どありません。ちなみにプレミアムという有料アカウントもあるのですが月額130万ぐらいする高級品です。必要なのは大規模サイトだけですのであまり気にしなくて大丈夫です。

Googleアナリティクス

ヒートマップ:Ptengine

ヒートマップによるユーザーの行動を分析するツールです。GAでページごとのユーザー遷移はほとんどわかりますが、ページ内の動きはなかなか追うことができません。このツールではクリックヒートマップ、アテンションヒートマップ、アクセス地域などより細かい情報を追うことができます。

Ptengine

競合分析:SimilarWeb

こちらも有名分析ツールです。自サイトの分析もできますが、他人のサイトの情報を見ることができます。無料だとできることが絞られますが、競合調査や市場調査には必須のツールです。

SimilarWeb

広告分析:ムーブアクセス

広告分析ツールはいくつかありますが、アクセス解析と広告効果測定を1つにまとめたものになります。基本これ一個で住むので楽です。アクセス解析をリアルタイムに解析することもできます。広告分析では広告稼働状況、費用対効果測定、成約ルート測定などアトリビューションを加味した分析を行うことができます。
ムーブアクセス

 

総合分析:ferret One

サイト運営に運営携わっていると多くのツール使いますが、正直めんどくさい気持ちもあります。そのな時は時間工数を買うつもりで有料ツールを利用することにしています。Webサイト運営で色々調べる人は必ず見たことあると思いますが「ferret」というサイトが提供しているホームページ集客ツールです。機能が多くほぼ網羅しています。アクセス解析、ユーザー行動分析レポート、SEO順位のチェック、ABテストと分析だけでなく施策を実施する機能があります。更にサイト制作機能とスマホページ制作とおこなうことでかなり早いスピードでPDCAを回すことができます。
【ferret One】

まとめ

パラメーターを理解してGoogle Analyticsを使いこなすのもいいのですが、やはり広告の評価やヒートマップで導線チェックを行おうとすると機能的に物足りないです。本格的にWebサイトで集客を行い収益化するのであればしっかりした分析ツールは備えておいたほうがいいかもしれません。

 

 


アクセス解析&広告効果測定システム「ムーブアクセス」




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