体験を通じて子供の思考力が成長する

体験を通じて子供の思考力が成長する

子供を育てていると色々なことを教えたくなりますよね。こんな大人になってほしい。私のような思いはさせたくない。これからはクローバルだからバイリンガルトライリンガルになってほしい。色々な思いを持たれていると思います。でも子供はそれをほっしているでしょうか?

子供に伝えたい4つの考え方

我が家では夫婦で教育の軸みたいなものを決めています。

「無理に勉強を教えない」
「やりたいと思った気持ちを大切にする」
「自分で考えて解決させる」
「挨拶とお礼はしっかりする」

私たち夫婦は同じ大学を出ていますが、全く違う仕事をしています。私はITベンチャーにいましたし、奥さんは鉄道関連の仕事をしていました。どちらの職場も年齢も学歴も関係なくフラットな人間関係で仕事をしていましたし、いきいきと仕事をしていましたし。
そこでの夫婦の共通意見としてあったのは「なにを学んできたかよりも、考えたことを行動に起こせる事」が大切なんだと痛感したのです。子供を育てるようになり、生きてく上でこれだけでも伝えたいと思い試行錯誤しています。

別に子供に事業家になれとか、年収1000万を越えるビジネスマンになれとか微塵も思ってないです。年収は高くても幸福感は変わらない(リンク)ですしね。じゃあこれを伝えるためになにをしたらいいのか?様々な角度から考えていきたいと思います。

 

早期教育は10歳で忘れてしまう

早期教育は意味があるのでしょうか?子供が生まれると三歳までの教育が大切とか、祖母に三つ子の魂百までだよ!などよく分からないプレッシャーかけられます。しかしそこで焦って何かする必要はないのです。実は早期教育で英語や算数を学んだとしても、10歳程度になると、その頃学んだことは大方消えてしまうとデータが出ています。尾木ママが書いているコラムでも同様の内容が書いてあります。

熱心な親御さんのなかには、早期教育に力を入れて、幼少期に塾やいろんな教室に通わせている人がいますね。悪いとは言いませんが、でもね、それは頭の一部分を鍛えているだけであって、実は小学校4年生くらいになったら、その頃学んだことは大方消えてしまうそうです。それはもう脳科学でも証明されているの。

パパやママが本気で子どもの能力を伸ばしてあげたいと願うなら、早期教育よりも自然のなかでキャンプする方が断然おススメです! もともと自然体験が子どもの成長発達にいい影響を与えることは、あらゆる研究で証明されています。

引用:尾木ママが語る、家族キャンプの“すごい力”
http://www.coleman.co.jp/features/familycamp/ogimama.html

 

いくら早く教えたとしても、それは頭の一部をトレーニングしているだけなのです。また、性格の要素としてあげられるビッグファイブも家庭教育や親の影響は無いと言われています。

 

人間の性格は、5つの基本的特性によって捉えることができるとされている。いわゆる「ビッグ・ファイブ」と呼ばれる因子であり、「外向性」「情緒不安定性」「開放性」「調和性」「誠実性」が挙げられる。

ー中略ー

好奇心が旺盛で何にでもチャンレンジする子どもは開放性が強く、慎重な子どもは開放性が弱いといえる。誠実性や開放性が高い人は社会的業績をあげやすいということもわかってきている。これらの因子のバランスで、子どもの性格も決まっているのだ。

それでは、ビッグ・ファイブを含む性格は何によって影響され、決まるのだろうか。行動遺伝学では、人間というのは、遺伝+共有環境+非共有環境、で説明できるとされている。遺伝は言うまでもないが、共有環境とは家庭教育や親の影響、非共有環境は子ども自身の体験などのことを指す。遺伝と共有環境、非共有環境がどのような強弱で、性格に影響を与えているのか。

ー中略ー

約30%~50%が遺伝、その他は非共有環境。共有環境の影響はみられず、すなわち家庭における親の子育ての仕方は、性格形成には影響を与えていないということになるのだ。子どもの性格は遺伝と非共有環境によるものであり、それらを前にすると、親は無力にすら見える。
引用:子どもの「ビッグ・ファイブ」因子に家庭での教育は影響しない | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) :
https://forbesjapan.com/articles/detail/21124

子供に「体験」させるきっかけ作り

上記参考の内容を見てもわかるように、無理をして早期教育をして、子供にとってすべてよい影響があるというわけではないのです。では親は子供に何をすればいいのか。もちろん放置してしまっては親としての責任を果たしたとは言えない。親がすべきは「非共有環境」つまりは子供自身が体験するというきっかけを与えることです。

親は子どもの性格をよく見つめながら、さまざまな体験や知識という「きっかけ」を与えることができる。それによって、子ども自身が新しい扉を開き、眠っていた性格が覚醒することもあるだろう。また、親が自らの経験や考えに基づいて、子どもに何が適しているのか、本質的な性格が表出するチャンスが失われていないかなど、子どもの伸び代を見つける手助けはできる。

引用:尾木ママが語る、家族キャンプの“すごい力”
http://www.coleman.co.jp/features/familycamp/ogimama.html

 

親の押し付けになら無いように注意

きっかけを与えると言っても、無理やり誘導するの子供のためになりません。あくまで自発的に選ぶようにきっかけを与えてあげることが大切です。「大人にったら教えてくれてありがとうってなるに決まってる。」など子供のためだからとか思ってる人も多いと思いますが、子供からしたらいい迷惑です。子供は大人を見て育ちます。しかし親が敷いたレールにのって育つのが子供にとって最良の選択肢でしょうか?適度に離れた距離から見守ることも大切なのです。

子供が自分で考えて出した考えが大切です。例えそれが未熟であってもいいのです。子供だって失敗から多くの事を学びます。その積み重ねを大切にしていけるように、子供と向き合うことがいちばん大事なのかもしれません。