動物と同じようにセラピーに使える動物型ロボットの最近の事情
- 2018.01.08
- 子育て

一時期流行った動物型ロボットが持た再燃するのでは?
昨年11月にソニーがアイボの新型は発表しましたね。家庭用ロボットとしては先駆的なブランドです。

その頃多くの動物型ロボットが世に出ました。アザラシ型のロボットとか、子供向けだとファービーとかもはやしましたね。(動物というくくりとは微妙に違いますが)
技術進歩でロボットの性能が上がっているためかなり複雑なコミュニケーションが可能になりました。
もともとは「触る」「声」などの直接的なコミュニケーションが主流でしたが、今では顔認識や飼い主(オーナー)の生活リズムに合わせて活動するといったこともあるようです。
実際ロボットはオーナーにとって良い効果があるのでしょうか?結論としては「癒やし効果がある」と言うものになります。
私はもともと動物関連の大学にいたため「動物が飼い主に与える心理的効果」みたいな研究をしていたのですが、比較対象としてAIBOなどを実験に使っていました。仮説としてはリアルな動物とロボットでは効果が違うだろうと考えていたのです。しかし実験結果ではロボットでも同様のいやし効果が出るという結論です。
考えてみるとAIBOのヘビーユーザーは本当の犬のように可愛がりメンテナンスを10年以上続けて飼い続けたりしています。本当に深い愛着が湧いているのです。世の中にはお掃除ロボットに愛着が湧く人もいますからね。細かい理論は様々あるのですがここでは端折ります。
何はともあれこれからこういったロボットは家庭内にどんどん入ってくるようになるでしょうね。Googlehomeが発売になって「人間がAIスピーカーと会話する」ということも一般化してきています。これが単純にぬいぐるみに入ったらどうでしょう?それだけでめちゃくちゃ愛着わきますよね。
と思ったらそこにに役目したおもちゃがあったりします。笑

その他にもクッションに尻尾がついて動く!というおもしろ商品がクラウドファンディングで資金を集めていたりします。

子供用のぬいぐるみでも「卵から育てる」という斬新な商品もあります。(ファービーも生まれるところからでしたね・・・)

このロボットセラピーに関しては高齢者の方にも効果的だという結果も出ています。
今後注目のカテゴリーになりそうです。
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